ピッチャーのコントロールが悪い原因の一つとして、立ち方の癖が挙げられます。軸足を上げたときに、上体や脚の位置がぶれたり、体重が外側に逃げたりすると、バランスが崩れ、前の肩が上がり、コントロールが定まらなくなります。
では、どうすればしっかりと軸足で立てるようになるのでしょうか。
今から解説していきたいと思います。
目次
立ち方の癖がコントロールに与える影響
立ち方の癖がコントロールに与える影響は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、バランスが崩れることによる影響です。軸足を上げたときにバランスが崩れると、投げるときに力が逃げてしまい、コントロールが悪くなります。
2つ目は、肩の位置が上がることによる影響です。肩が上がると、腕の振り出しが遅れ、コントロールが悪くなります。
立ち方の癖を改善するための具体的な練習方法
立ち方の癖を改善するためには、ただストレッチやトレーニングをするだけでは不十分です。具体的な練習方法を知って、実践することが大切です。
軸足を上げたときに上体がぶれてしまう癖の改善
軸足を上げたときに上体がぶれてしまう癖がある場合は、次の練習方法が効果的です。
- 壁に向かって立ち、両手を壁につき、片足を前に伸ばします。
- 前に伸ばした足のつま先を伸ばしながら、腰を落とします。
- そのまま、上体を倒して壁に頭をつける。
この練習を繰り返すことで、軸足を上げたときに上体がぶれないようにする感覚を身につけることができます。
肩が上がってしまう癖の改善
肩が上がってしまう癖がある場合は、次の練習方法が効果的です。
- 塁間くらい離れたところに目標物(たとえば、バットやボール)を置きます。
- 上から投げおろすイメージで、ワンバンで目標物に当てます。
- 投げる前に、必ず肩のラインを地面と平行にするように意識します。
この練習を繰り返すことで、肩を上げずに投げる感覚を身につけることができます。
動画による解説
立ち方の癖を改善する具体的な練習方法を、動画で解説すると、より理解しやすくなります。また、実際に練習する際の参考にもなります。
たとえば、YouTubeやSNSなどで、立ち方の癖を改善する練習方法を解説した動画を探してみるとよいでしょう。
コーチや指導者の指導を受ける
立ち方の癖を改善するためには、コーチや指導者の指導を受けるのも効果的です。コーチや指導者は、あなたの立ち方の癖を客観的に見て、改善するためのアドバイスをしてくれるでしょう。
また、実際にフォームを修正する際にも、コーチや指導者の指導を受けることで、より効率的に改善することができます。
まとめ
立ち方の癖を改善するためには、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 柔軟性をアップする
- 筋力アップする
- 具体的な練習方法を実践する
また、動画やコーチや指導者の指導を受けるのも効果的です。
しっかりと立つことで、コントロールを上げ、投手としての技量を向上させましょう。