


本塁と一塁の間にある2本あるラインは何?意味あるの?
このラインは、スリーフィットラインです。絵が下手すぎですが・・・。(笑)

解説
本塁から一塁へ走るときはファウルラインの外側に引かれたライン内を走るのが規則ですよ。
例えば、キャッチャー前のゴロをキャッチャーが捕球して、一塁へ投げるときに打者走者がフェアーゾーンを走っていて、キャッチャーが投げたボールがバッターランナーの背中等に当たった場合などは、打者走者の守備妨害でアウトとなります。また、スリーフィットライン内を走っていて送球が当たってもアウトにならない。
でも、こんな場合は例外です。
打者が一塁前にフェアかファウルかのところにゴロを打った場合、スリーフィットライン付近にいた一塁手と接触しそうになったので、それを避けようとフェアーゾーンを走った。
この場合はスリーフィットライン外を走ってもアウトにならない。

スリーフィットラインは他にもある?見えないラインが存在!?
それが違うですよ、みなさん間違えやすいですけど、こんな場合はアウトになります。
解説
一塁走者が牽制にひっかかり挟殺プレイとなり、二塁へと向かう途中で二塁手がグローブでタッグしたが、走者が大きくかわして二塁へと進塁したが、アウトと判定された。
このときの走者がどの位置を走っていたかが重要です。一塁と二塁を結ぶ線と左右3フィート幅の間を走らないといけない。

このためランナーはアウトとなったのです。隠れスリーフィットラインがそれぞれの塁間にあるのです。
タッグとは
触球(しょっきゅう)とは、野球において、走者の身体又は塁にボールを所持した野手が触れる守備行為を指す。英語ではtag(タッグ)という。日本のマスコミでは、触球・タッグに代わって、ほとんどタッチ (touch) という語を用いている。ソフトボールではルール用語として公式に「タッチ」が用いられている。野手の塁への触球を触塁(しょくるい)という者もいるが、触塁は、走者が塁に触れて塁を占有する行為を指す用語である。引用元:ウキペディア
スリーフィットラインの外を走ってもアウトにならないの!?
こんな場合はアウトにならない
画像
打者が長打を打ち、走塁のためにふくらんで走ってもこれはOKです。
理由として、ランナーはどこを走っても特に問題になりません。しかし、塁間のそれぞれのスリーフィットラインでタッチプレーの場合は除きます。

問題だぞ
あなたが三塁走者です。どこを走りますか?
①ライン上を走る
②フェアーゾーン
③ファウルゾーン
正解は③です。なぜかというと、打球が三塁ライン上のゴロ又はライナーを打ったとすると、もしその打球が自分に当たると走者はアウトとなります。
これは、フェアーゾーンにいた場合ですので、ファウルゾーンにいれば打球が当たったとしてもファウルとなります。
まとめ
一塁と本塁の間のファウルゾーンのラインはスリーフィットラインと言う。
打者走者はスリーフィットライン内を走る。
全ての塁間にスリーフィットラインが存在する。